田舎の評論家・一言

これからは地方・田舎暮らしを確立できた人が勝ち

プロアマの古今事情

 以前「茨城県プロゴルフ会」と、プロアマ企画して実施たことお伝えしました。してその折の状況

プロお客の参加費もっと上げて、賞金増やしてクリ

お客あんなプロと一緒のプレーしたくない

との双方の意見がかみ合わず、1年ほどでこの催しも、終わることになりましたこともお伝えしました。

 

 まあお話が20年前のことでしたから、参加費1万円は決して安くはないはず。それでも試合形式にしましたから、上位に入った人は満足だったでしょうけど、そうでない人は・・・

 でもこういう不満言うプロに限って、

レッスンはおろかトークすらせず試合に没頭、でも上位に入れず

になってしまってた。

 

 するとラウンド中にも、お客に不満言っちゃいますから、客から

あのプロとは回りたくない

が口コミで広がってしまったという訳なんです。

 

 さりとてそのプロ出さないってわけまいりません、そこで前述のセミナーをって提言したんですけど、これも

そんなの聞くプロいない

と一蹴されてしまいまして、川原徹夫企画のプロアマはとん挫したのでありました。

 

 

 まあ当時はゴルフ人気ありましたから、娘もプロになりましたら、あちこちから。特にシード取れましてからは、オフにはお受けできないほどのお誘いが。

 今ツアープロの現役終えました娘に、

最近どうなの、プロアマで呼ばれることあるの?

と聞きますと、

激減ですね~

って返事。

 それ聞きまして、さもありなんと思うんです。

 

 

 だって20年前に参加費1万円出せた人、今まさに激減してると思いますから。

 それは現在の娘だって、交通費除いて3万円頂けるお誘いなら出ていくんじゃないかと思えます。

 

 現役の頃、時代が今と違う頃は、その10倍近くはもらえてましたけど、この時代を迎えて現役引退した選手にそんな出して下さるお客さんなどおりません。

 

 

 プロゴルファーもよく考えてみればわかるはず、このプロアマとは企業やアマゴルファーから、《温情受けて仕事場与えられてる》ってことが。

 それ分からないから、男子プロがあんなことしちゃう。あの人20年前のこのプロアマで、顔見たことあるんです。何と言ってもこのプロアマ、《茨城県プロゴルフ会》公認でしたから。

 

 ですから思うんです、

あの当時の意識と、まるで変わってないんだな~

って。その時女子プロゴルフ会は思いきり変わった、その差が今の現状なんですネ。

 

 でもでも女子ツアーに人気はあるものの、わが娘のように現役引退してしまったら、《温情》かけてくれる方は激減してる。

 ですからですから、レッスンとプロアマだけの10年後は、じり貧になってしまいますよと心配なんです。

 

 

 最初は娘だけの心配でしたけど、女子ツアー界にどっぷり娘と浸っておりましたら、ツアーから身を引いた後の方が人生長いことわかりまして。

 多くの女子プロゴルファーが35歳前後で、ツアーから身を引くこと知りますと、人生100歳時代には、その後65年も生きなきゃならない。

 

 

 温情を受けるだけから、温情のお返しを考える。それなくして、女子プロゴルファーの生きる道はないとさえ思えます。

 人生100年時代の女子プロゴルファーがやるべきことは、ゴルフ活かしてしたたか生きること。

 その一助になることを、必死に考えている年寄りが一人。

 

 娘をプロゴルファーにしてしまった、懺悔の気持ち?がそうさせているのではないかと思っておりますm(__)m。