田舎の評論家・一言

これからは地方・田舎暮らしを確立できた人が勝ち

女子プロゴルファーさん、ゴルフのイメージ変えちゃいませんか

 前日、新しいゴルファー創増策として、今回その1-①②に続いて③のお話をするとお伝えしました。

 そしてその策とは、女子プロゴルファーしかできないものとも。まあ前置きはともかく、本題に入りましょう。

 

 我が国ゴルフ団体の多くが、未来のゴルファー創りの一環として、ジュニアゴルファー育成に集中しています。

 しかしわたくしは、中・高のアフターフォローがなければ、

彼らは大人になるまでゴルフを続けない

と思っています。

 

 その理由はお話しましたように、引き続き中・高校でゴルフを行わなければ、大人になるまでゴルフをやり続けてくれるとは思えませんから。

 

 不幸なことに、我が国中・高校にゴルフ部活はないに等しいもの。それと中・高校に入ったら、子供は何かしらの部活に入らなければならないのが学校のルール。

 

 ですからゴルフの部活ない学校ではゴルフを続けることはできず、それ以外の運動部・文化部に入るしかありません。

 ゴルフはこのルール外での練習、すなわち自宅中心の練習ができる子供だけがゴルフを続け、宮里藍横峯さくら、そして川原由維らがプロになったという過程を経ている訳でして。

 

 それは現代にも引き継がれ、畑岡奈紗勝みなみなどの選手たちは、学校を離れて育てられてきたいと言えるんですね。

 僅かではありましても、高校ゴルフ部出身プロおりますけど、

ゴルフは自宅での練習なしには続けられない

は川原由維の時代から延々と続けられてきたものなのです。

 

 

 選手の場合はそれでもイィでしょう、毎年生まれる選手の数は、それほど必要とは思えませんから。

 しかしレッスンプロやゴルフ業界にとっては、選手レベルの数よりも、一般ゴルファーの数が増えてくれ無きゃ困る訳で。

 その大人ゴルファーが増えてくれませんと、レッスン仕事が増えるやゴルフ道具が売れるということにはなりませんから。

 

 

 そこでゴルファー増加策その1-①②で、潜在需要に訴える案件をご紹介しました。

 そしてさらに、その1-③とは女子レッスンプロゴルファーに

ゴルフから、体育・運動・競技というキーワードを取り去る

ことをお願いしたいんです。

 

 そしてここでご案内するゴルフとは、

女性のタシナミ

と定義することによって、女性ゴルファー増加計画を実施しようとするものです。

 

 

 女性のタシナミとは、昔は

お茶に・お花に・礼儀作法

が花嫁修業の代名詞だった。

 しかしそんなこといまさら言ってましたら、

70歳超爺さん、戯言言ってんじゃね~よ

なんて、チコちゃんから怒られちゃうかも。

 

 そこで現代に合わせて、ゴルフを女子のタシナミとして、世の女性たちに広めようと考えましたのが本案なんです。

 もちろんこう申し上げる以上、そうすべき根拠はあるんです。その根拠は

 

 

 まず女子学生の就職に関してです、日本の企業社会における管理職のゴルフ注目度は大変高いとしか言えないもの。

 それは男子プロのあんなこと起こりましても、日本企業の面々は、ツアーのスポンサーから大量撤退なんか致しません。

 

 その理由は日本企業の面々は、ゴルフをこよなく愛しておりますからなんですよ。

 でそんな男子に不満がありましたら、目を女子に向ければイィだけのことですからね。

 

 

 そんな企業社会に入社する女子新入社員が、ゴルフができたら会社での上役の受けはいかがなものか。

〇〇君、今度の休みに、部長とお客のゴルフ付き合って頂戴

なんて話になるかどうかは別として、社内での立場好しくなること請け合いです。

 

 ここまでお話すればお分かりの通り、この案件でのターゲットは大学の女子学生。

 体育でも運動でもない“タシナミ事”ですから、競技主体のように熱くなってやることない。

 

 それ言わして頂くと、まあまさに《ゆる~ィ練習》でイィのです。腕前としては108、はいHD36もあれば十分。

 ですから、週1か2、エアコン効いた練習場に連れてきて、カフェオレ飲みながら・・でイィと思います。

 だって今、そんな室内練習場が増えているんですから。

 

 

 ただこの就活に関する“女性のタシナミ”は、

おっさんたちとの付き合い方

を学ぶ機会でもあるんです。

 その点女子プロは、プロアマでおっさんたちとの付き合いキャリアは豊富ですから、先生としてその指導をしっかりしてもらう必要アリと言えるんですけど。

 ね~、だからこのお話は、男子プロには無理だって申しましたでしょ。

 

 

 まあJGAPGA・LPGAなど大組織が存在しましても、中・高校での部活動化は実現しませんでした。

 それを職務怠慢と言うのは簡単ですけど、彼らにそれができないのなら、女子プロ、それも女子レッスンプロが進めたらどうでしょ。

 

 でもここでのご案内は、ゴルフは運動部活動なんてものじゃなく、ゴルフを社会人としてのたしなみとして。さらに大人社会(おっさんたち)との付き合い方を勉強する学習ってもの。

 

 以前とある大学が、芸者さん招いてサービスのなんであるかのセミナーを受けたとか。

 大学で学問してるのは分かりますけど、おっさんとの付き合い方教えてはくれないでしょう。

 そこで女子レッスンプロゴルファーの出番です。ゴルフを通じて事前におっさん対策授けてもらえたら、女子学生喜ぶと思うんです。

 

 

 ・お茶に・お花に・礼儀作法をゴルフで言い換えたら、

・ゴルフマナー・目上の礼儀作法・接待マナー

ということになります。こんなこと、大学じゃ教えないでしょう。

 

 そこのところを理解して頂けたら、新しい集客のターゲット見えてきませんか。今住んでる地域の、大学(短大・専門校も)の女子学生相手にゴルフ学と社会学を教えてあげる。

 それはただ、ゴルフの腕だけあげてやるよりも、きっと喜ばれると思うんです。

 

 

 もし女子学生がこの企画に乗ってくれたら、ずっとレッスン受けてくれるようになり、いずれクラブ買ってくれるようになる。

 だってその時の彼女らにとってのゴルフとは、仕事を好ましく進めてくれる強力なツールになるはずですから、やり続けてくれるはずなんですね。

 

 接待ゴルフがなくなってしまっている我が国企業社会で、女性社員が創り出す新たな接待ゴルフ時代の到来を予想させます。

 それはなぜか?、世のおっさんゴルファーとは、若い女性とゴルフがやりたいと思ってるからなんです。

 

 だからなんですよ、女子ツアーのプロアマ戦に参加したいおっさんたちこの世に多数なこと。

 あの女子ツアー《CAT》の試合の参加権は、全国の建設業者さんの予選会があるそう。それほどの人気が、あるってことなんですよ。

 

 わが企業社会から男子社員の接待ゴルフは消滅しました、ならば新たに、《女子社員による接待ゴルフの復活》を考える。

 繰り返し申します、我が国企業の管理職(=おっさんたち)は、ゴルフが大好き。そのおっさんたちは、若い女性とゴルフをしたい

 

 この2つの理由がある限り、我が国企業社会で新たな接待ゴルフ、それはこの時代ならではの《女性によるビジネスゴルフ》の需要があることお分かり頂けますよね。

 そんな新時代の《ビジネスゴルフ復活劇》を演出、実行してみませんか。

 

 ジュニアゴルファー相手は、大手団体に任せて、一人親方は実利を得る努力した方がイィと思いますから。

 もはや練習場の昔経営手法で、顧客を増やすのは難しい時代。だからこれからの女子レッスンプロゴルファーの行動力に、期待がかかるということなんですよ。

 

 さて次回は《一人親方》として、これらのお客集めを成功させるためのヒントをご提供します。それは

こうすれば一人親方として、新しい集客ができますよ

のお話。お楽しみに。