若者にゴルフをやらせる奇策
とにかく
「ゴルフは面白いんです」
を印象付けることが第一。だってほとんどの若者は
「ゴルフは面白くない・ゴルフは年寄りのもの」
と思っているのですから。
そこで本案では、若者を夢中にさせる計画をした訳です。
夢中にさせることができれば、疲れることもいとわないのが運動というもの。
何度も申しますが、ゴルフは夢中になる前のイントロが長過ぎ。そこ割愛することで、若者を早期に夢中になるゾーンに引き込む計画をしたと申せましょうか。
お話は変わりますが、今《ドラコン協会》なる組織ができて、活動しているのだそう。
その根拠とは、やはり《ゴルフは飛ばすことが楽しい》を実践している活動であると。
ゴルフができる人でも、やっぱりゴルフは飛ばせば面白いと思っている。
でもこの活動、やはりゴルフをできる人が対象で、初心者はお呼びでないもの。ですからその面白さを、“素人さん”にも分け与えようと考えたんです。
日本のゴルフ業界がいろいろやってらっしゃるんだけど、そのほとんどが既存ゴルファー対象であって、新参加者取り込みになってないんですね。
そんな状況の日本のゴルフ事情ですから、本企画では
・同じヘッドと同じシャフト使用のドライバーで
・小振りのスイングで思いきり叩く
を基本として、芯喰えば飛ぶを体験してもらう。
そこにはレッスンプロの“無料指導”が受けられて、芯喰いショット短期マスターに協力してもらいます。
ここでは芯喰いショットをすぐできるようにしてくれるのが、良いレッスンプロの評価を受け、その後の客の増加が期待できるということになるんです。
あとは打って・打って、打ちまくる運動をしてもらおうとする運動ゲームになります。
各練習場には“計測器”が備えらえ、顧客の飛距離をリアルタイムに出されます。ですからそこでは、
「おい、おれ190ヤードだぜ、お前はどうだい」
なんて会話をしながら楽しむってことに。
これが全国で行われることになったら、そしてその中から一番飛ばせる人が出る?
本案はゴルファーとは言えないD層ですから、“R&D”などのルールはむし、ムシ、無視で進められるもの。
ですから当然、スコアなんかどうでもイィって内容になります。
そうは申しましても、本運動をベースにしたラウンド計画もあるんです。だってそれ考えませんと、ゴルフ場も収入にはなりません。
また飛ばすだけの人の養成計画ですから、ボールの消耗も当然起こります。
だってそのビジネスも加えませんと、メーカーも儲からないと思いましたのでね。
その内容は次回に。