女子レッスンプロにとりましての、複業とは?
もはやこれからのゴルフ練習場は、
《ゴルフ客だけを増やそう行動するだけじゃダメ》
と判断しなければなりません。
それは昨日申しましたこちらの練習場にように、他の練習場の顧客を低価格で引き付けて、営業可能な練習場はよろしいでしょう。
しかしその結果として、閉鎖せざるを得ない練習場が数多く出ていることが、あのPGAの提案書でも語られておりました。
その過程で、地方にたくさんあった大型練習場に代わって、都会での室内練習場が増加しています。
そんな現状にありましても、室内練習場が都会を中心にたくさんできましても、十分な新規顧客を得られていない現状が伺えます。
レッスンプロにとってそんな厳しい現状だから、その多くが詐欺にあって、多額の借金を背負うことになってしまったんですね。
PGAが膨大とも言える資料を用いて、ゴルファー減少の悩みを語っております。
しかしそれでも我が国のゴルファー減少不安は、PGAもその対策を持っていないことが分かります。
そこで指摘される、減少してもまだ存在する500万人とも600万人の既存ゴルファーとは、レッスンプロの対象客ではないこと。
そんな彼らは、レッスンプロのレッスンを受けようとする人ではない点を、しっかりと知る必要があるんです。
したがって今プロアマをやったら集まってくれるゴルファーは、レッスンプロの10年先・20年先を支えてくれる人たちじゃない。
そう考えますと、レッスンプロに与えられた使命とは、
「新規顧客を創る」
ことしか残されてはいないんですね。
今レッスンプロが街中で、《ゴルフのレッスン致します》と100人に誘ってどれだけの人が反応してくれるか。
一度自分の地域でやってみて下さい、それやって一人も反応してくれなかったら考え方改めて下さい。
現代社会におけるゴルフとは、新規顧客になってくれそうな人たちには《ほとんど注目されていない》こと。
苦労してとったプロゴルファーの資格も、弁護士や税理士と同じ、それだけでは使い物にならないのが現代。
そんな立場であることが理解できたら、複業始める気になって下さい。そうしなかったら、レッスンプロの10年先・20年先など考えられないのですから。
ではレッスンプロが練習場で始める複業とは、まずお子さん相手の《体育技術指導》はいかがでしょうか。
学習塾がいろいろある現代社会で、学校体育の基本である、
・鉄棒・跳び箱・マット運動・ボール投げ
などの種目を、まともにできないお子さんが多いとのこと。
それ知ったら、それらの設備を用意して、お子さん・親御さんの期待に応える仕事と言えましょうか。
各ゴルフ団体や練習場などが、ジュニアレッスンに力を入れていることは判ります。しかし最初からゴルフを誘ったら・・・
そこでまず学校科目=《体育》で誘うことで、練習場に通ってもらう。⇒ゴルフに誘導の下心。簡単にはいかないでしょうけど、やるメリットはある?
また前述した“化粧品”分野で、
・美顔法・色白肌対策・おススメの化粧品
など、炎天下での仕事人として、若い女性の肌対策伝授で誘ったら。
今までの、炎天下仕事の経験活かして、そんな女性への指導を前面に出してまず練習場に引き込むこと。
それ実現したら、じわりじわりとゴルフの良さを売り込めはイィってことに。
だって100人ゴルフに誘って、一人も来てくれなかったら仕事はゼロ。でも体育で化粧術で何人かの人来てくれたら、やりようは出てくると思うんです。
要は当練習場はただのゴルフ練習場ではなく、レッスンの資質を活かした《カルチャーセンター》をアピールするってことなんです。
その、さらなるカルチャー内容に付きましては、また次回に。