田舎の評論家・一言

これからは地方・田舎暮らしを確立できた人が勝ち

40歳代・50歳代が危ない

 前回予告で、《ゴルフ関係企業の社員の方々の未来も心配》と申しました。それは言うまでもなく、ゴルフ市場の低迷が予想されているからです。

 

 そうは申しましても、本日の《40歳・50歳社員が危ない》に関しましては、我が国企業社会全てに言えることで、ゴルフ界の方だけが心配すればイィってことでもないんです。 

 

 

 なぜその、40~50歳の会社員が危ないかは、この時代を迎えての大きな変化が予想されるからなんです。

 

 この、特に現在40歳前後の方々が抱える大きな変化予想とは、

⑴終身雇用制が終わりを告げている

団塊ジュニア世代は、企業社会で最多層に

⑶年齢的に、会社以内で収入が高い層に

⑷AIの導入予定に、付いていけそうもない?

⑸これからのリモートワークに堪えられない?

⑹年金の減少・受給時期の先延ばし、退職金の減少

という理由が挙げられるからなんです。

 

 

 これらの条件を重ね合わせますと、まず最初の変化とは多くの会社で「55歳」をもって役職から外れる「役職定年」という制度。

 この役職定年になると、役職手当が無くなったり、基本給が減額されるため、8割以上の人は収入が減ります。

 

 役職定年がない企業でも、子会社への出向などがある年代です。役員に昇進できる一部の人を除いて、55歳からは収入が減ると考えておかなければならないということ。

 

 ⑴の社員数が多いこと、そして⑵の高給取りが多いという理由で、会社としては同じ仕事をさせるなら、賃金安い若い人に仕事やってもらった方がイィと思ってます。

 

 そこで高給取り?に早く辞めてもらい、若い人に代わってもらおうと考えるんですね。そこで役職定年の制度が・・・なんです。

 

 

 そしてさらにその⑶では、AIが取り入れられるようになりますと、もう現在40歳代の会社員の出る幕はなくなります。

 それは言うまでもなく、そろばんできなきゃパソコンできなきゃの時代を経まして、これからは明らかに《AI駆使できなきゃ》の時代になるんですね。

 

 我が国の人口減少は、同時に企業内における生産効率を上げなきゃならなくなくなります。

 それは道理で、労働者が減るのですから、一人当たりの効率上げなきゃ未来を語れません。

 

 その面でG7中最下位の理由もあって、欧米に遅れたAI作業進めるべく、日本企業団はこれからも必死になるでしょう。

 

 またリモートワークもその一環で、単に通勤時間を削減しただけで、生産効率は上げられる。

 しかし仕事する=会社に出社してしか経験ない人は、その制度にも堪えられない。

 

 そんなこんなの、これから益々新兵器が駆使されるだろう戦場で、老兵は全く使い物にならないと思われているんですネ。

 

 

 手書きとそろばんの時代に、営業&事務の仕事をこなすことから始めましたわたくしですから、パソコンの時代を迎えて多くの事務職員が職場から追い出されたことを知っています。

 

 幸いわたくしの場合は、兄が大型コンピューターのプログラマーであったことで、早くからパソコンと付き合うことできました。

 

 でも今ネット作業を続けております中で、facebookなんかに参加してるんですが、小中高、大学の友達検索しましても、一人として対象者はおりません。

 

 ここから察せられますことは、この年代ではパソコン使いこなす方ほとんどいない。あの時みんな、いなくなっちゃんたんだな~と。

 

 そんな変化大きい時代を過ごしてきました人間には、これからの変化はそれより大きいとしか思えんのです。

 だからの大手金融機関の大量人員削減行動ですし、そんな彼らは、AI時代に活躍できないと烙印押されてしまってる。

 

 それは金融業界もまたゴルフ界同様、現状のところ未来の低迷予測であるからなんですね。

 

 

  時代がこれから10年後・20年後、大きく変わることは明らかなんですから、否応なしに準備しなけりゃならないんです。

 

 さあゴルフ界の40歳代の社員の皆さん、その時のために、自分のためにしっかり《複業》考えて下さい。

 それは冒頭にも申しましたように、ゴルフ界ばかりではなく、我が国企業の勤める全社員に言えること。

 

 50歳を超えた時、後悔することにないように、まず考えることから始めて下さい。

 

 次回はその具体的なお話うぃ、させて頂く予定です。