スポーツ選手はもっとビジネススキルを磨くべき
日本のスポーツ選手とは、現役終わるとほとんど教える人になろうとしてる。そのこと自体悪いとは思えませんが、皆が皆そう考えたらどうなるんでしょ。
ゴルフツアーを終えた現役選手が、レッスンプロに職種変更したとて、そこには専門プロもおりますし定年なしの長老プロの存在も。
その上現代社会はゴルフやる人減るばかりで、“商売敵”は増加の一途の状態と言えます。
そんな理由から、今でさえレッスンプロ職の平均収入は150万円なのが現実。
それはプロゴルファーばかりじゃありませんで、今騒動になってます体操業界?も、教える選手の取り合いして。
そんなことに始終してるから、ボクシングやアメフトのように長老支配の元で、働かなきゃならないですよね。
長老支配が蔓延る世界で、若者が生きる余地などありません。ですからあの若手コーチ、訴え取り下げておとなしくを選ばざるを得なかったというところでしょうか。
とにかく我が国のアマスポーツ界とは、長老指導者いなくならないと、自分の番が回ってこないものらしいですから。
それは元プロ野球選手が高校野球の指導者になれても、その収入はとても低いもの。
また中学部活の運動協力指導者の立場も、収入的にそれだけで生活できないもの。
このような状態見ておりますと、もう日本のスポーツ界におけるコーチ業は、生活する上で成り立たなくなるのではないか。
それでなくても子供の人口は減り、指導者のトップが70歳過ぎても、夫婦で継続可能な業界なのですから。
またゴルフのお話に戻りますけど、プロゴルフのテストに受かることって凄いことだと思うんです。
それは東大に合格するくらい、凄い・凄いことだとわたくしには思えます。
しかししかし、なぜプロの皆さんは、その資格をもっともっと活かそうとしないのか。そこが不思議でしょうがないんです。
と申しますのは、わたくしがもし、もしも若い頃プロ資格持ってたら。それで車の営業マンやったとしたら、普通の人の倍や3倍の受注取れたと確信できますから。
だって、だってプロゴルファーの資格持ってるんですから、特別な営業力発揮できること間違いありませんでしょ。
そんなすごい資格持ってるのに、なんでもっと活かせないのかな~と悲しくなったりするんです。
ゴルフに限らずスポーツ選手とは、スポーツ一途でしたから、社会性の不足、ビジネス学習機会不足は否めません。
しかしそうしてきたことで、一般人の経験してきたこととは大きな違いがあるもの。
東大卒生が看板しょって大企業に入社して、さらにその会社の看板しょって定年退職金いっぱいもらえる確率は他大学より上。
だったらスポーツ選手は、その経験看板したら一、流ビジネスマンと伍して戦える可能性あるんです。
もちろんそのための学習期間は必要ですし、自分に適した分野探しもしなけりゃならない。その上で、職種に対する訓練も不可欠。
でもそれ納得できたら、皆さんできると思います。なぜなら現役時代に、あれだけ頑張ってこれからたのですから。
わたくしの仕事は《活性化コンサルタント》というもの、それは
「相手を活かして、自分が生きる」
の業務をずっとやってまいりました。
その過程で地方地域の活性化、すなわち現代の《地方創生事業》に参画するようになりました訳。
そこには地域の資質をいかに活かして、その地域の消滅を止めるかの想いに腐心してきたんです。
そう考えて地方の人たちとお付き合いしますと、意外な資質持った人や地域があること知ることになりました。
そんなこんなをやってまいりましたから、スポーツ極めた人には、それ以外の魅力的な資質持った方がいる。
その資質に看板合わせたら、普通人以上に活躍できる。この確信から、スポーツマンのビジネスマン転向計画に手を付けました。
そこで
「あなたの資質を活かして、起業人になること目指しませんか」
とお誘いしたいのです。
なぜそんなお話を?かは、せっかくやってきた努力と経験を、全く活かせないと思われるスポーツ選手のアフターフォロー政策として、就職の斡旋行動がとられておりますよう。
それはそれでよろしいと思えても、そこで斡旋される職種が、はたして選手それぞれに適正なものなのかどうか?。
わたくしの知る限りのスポーツ選手とは、あまりあれこれ他人に言われるのを好まない人が多いのではないか。
ならばそれ相応の覚悟をして、起業人になること目指したらいかがと思えたんです。
だからとこの考え方を、全ての人にお勧めする気はありません。
そこを熟慮しましたところ、起業人に見合う資質のある人だけに、この内容をお伝えすることに致しました。
現役後の人生を、資質と看板しょうって起業計画を興し、起業人を目指す。
それは決して居酒屋やたこ焼き屋を開業するってお話じゃなく、選手それぞれの全てを活かした、他人の真似できないオリジナルな企業を目指すってものなんですよ。
そんなお話をさせて頂きたいと思っています、ぜひご期待下さいますようにm(__)m。
今って“転職時代”の準備の時ですよ!
新卒就職市場が好調であることは、団塊世代の大量引退と、その後のリーマンショック以来企業の多くが採用を絞ったことに加えて、日本経済に立ち直り傾向が見られるようになったからなんですね。
しかし日本経済の立ち直りが見えているとしても、それは海外依存の傾向が強いですから、企業の多くは内部保留に走っており、社員の給料を増やすまでに至っておりません。
景気の回復に伴って、これから求められる人材の資質が明快になってます。それは言うまでもなく、AI技術者やその技術をハード面で考えるRPA(Rotic Prcess Automation)を理解できる人たち。
そこを意識して、国は小学校から英語とプログラミングの学習を始めることを決めました。
それは何度も繰り返しますけど、そろばんの全盛時代から早打ち計算機の時代に。さらにパソコン時代からAI時代への、大きな変化が予測されています。
そのそれぞれの時代には、対応できない多くの労働者が舞台から降ろされたこと知ったら、今、40~50歳代の人たちとは、その対象者としか・・・。
さあそこで現在の立場を、冷静に分析しましょう。その始めは、現在得ている収入の分野です。
「あなたは現在の給料に満足していますか」
とお聞きしたら、どう思われますか。
でもし
「そうでもないな~」
と思われたら、その給料額の“時給計算”をしてみて下さい。
もちろん今の働き方の中に、サービス残業の部分ありましたらちゃんと含めてやって下さい。
その計算の結果、時給が1500円以下になる場合には、改めて起業家意識=複業・兼業意識、転職を持ってほしいんです。
単純計算ですけど、時給1500円の数字では、
1,500円✖8時間✖22日=264,000円
それに残業代を足して、サービス残業代を引いて計算しますと、どれくらいになるでしょうか。
そしてこの収入を今何歳でもらっているかも、問題になります。20歳代ならOKですけど、30歳代だったら少ない?
もし残業代足して、サービス残業代引いた結果が1,500円以下になったら、ぜひこれからの、自分の働き方改革に着手して下さい。
そう申し上げるのは、今の会社でそのまましてたら、これからもずっと変わらずそのまま続いてしまうということ。
会社とは、社員が何も言わなければそのままを続けます。変えている企業は、成果主義を導入していることはご存知の通り。
でもその“古い慣習”に何も疑問を感じなかったら、現在40歳代~の社員は給料上がることなく、50歳を迎えることになるんです。
はたしてそのまま50歳代を迎えて、定年後は大丈夫ですか。そこのところをしっかり見極めることが、今求められているんです。
現代とは、時流のスキルさえあったら、時給1,500円以上出す企業はいっぱいあります。
そんな 現代の労働者に、わたくしは《転職時代ですよ》と。それは今の時代だからこそ転職に値する人が、勝ち組になれる可能性があると言えますから。
大手企業の複業・兼業のススメは、ある意味転職のススメとも言えること。そんな発想できない中小企業では、副業・兼業認めない傾向になることを否めません。
でも考えなければならないことは、それ認めない会社がこれからの昇給を保証してくれるものなのか。
自分が働いている会社のことですもん、その意志有りや無しやは分かりますよね。
でもし無いこと悟ったら、たとえそれが認められてなくても、始めるべきとしか言いようがないんです。
それ始めたからと、すぐ会社辞めることにはなりません。副業・兼業の意識持つってことは、起業・転職の準備することですから。
時流に乗ったスキルがあったらと申しましたけど、今それがないとしても時間をかけて身に着けることは可能です。
やりませんか、いややりましょうよ、なぜこのようにお誘いするかは、これからの人は今以上に、稼がなければならない運命を負っているからなんですよ。
そう言えますのは、昔の時代は国と会社が稼がせてくれて、年金も退職金も手厚く面倒見てくれました。しかし今の人とは、国も会社も稼がせてはくれない。
ですからですから、これからの人は自分で稼がなければならないってことなんです。
さあ、これから副業・兼業意識持つ、起業意識持つ、転職意識持つことは、この転職時代で企業との戦いに臨むこと?。
それは今まで、一つの会社静かに、おとなしく働いてきた人にとっては、少しでも稼ぎを多くするための避けて通れない道なんです。
そもそも副業・兼業意識、起業意識を働かせる行動は、今の会社の言うことをただ聞いているだけでなく、対峙することを意味します。
なぜなら会社で兼業・副業認められれても、会社からもらえる収入以外で稼ぐという気概でやる行為。
それ以上に認めてくれない会社での副業・兼業行為は、まさに会社との争いになるとも言えるもの。
だってですよ、その成果次第で転職や独立につながるかもしれないことは、会社にとって好ましいことではありませんから。
おとなしく会社の言うことを聞いていればイィ時代から、会社と自分の問題点をしっかり把握して、これからの働き方を考える。
そんな時代になってるんですから、勝ち組目指して行動してほしいと思ってるんです。
その対峙の仕方に付きましては、次回以降にご説明致します。
日本中の会社員が“起業家意識”を持たなきゃならなくなりました
我が国の終身雇用制消滅を予想して、国は企業に、従業員に副業・兼業のススメを含めた《働き方改革》を提唱しています。
その根拠になっているのが、これから企業内では平均的な昇給・昇進は期待できなくなり、このままでは退職金も年金も現代の人より、明らかに低額になることが予想されているからなんです。
ですから会社が副業・兼業を推奨するのは、まず自社の業績アップにつながる《事業開拓》を社員に期待しているってことなんですね。
過去の生産品目がどんどん増える時代には、新たな部門が生れて多くの部門長も必要となり、同年代層は皆昇給・昇進できました。
しかし現代を迎えて、品目固定のモデルチェンジが繰り返される時代には、同年層が平均して昇給・昇進することはなくなりました。
そんな時代に管理職になれるのは、ほんの一部の人でその他は平社員のままってことになる。
だから50歳前後になりますと、管理職になれない人は職場を追われることになり、それがこれからは普通になるってことなんですね。
そこで会社は国のお達しの兼業・副業を社員に勧めまして、新事業を起こすこと期待するということ。
もしその事業が期待されるようだったら、それ考えた人は部門長になれるますから、昇進も昇給も達せられることになるんです。
この現実って会社はもちろんですけど、社員本人にも本懐であることは言うまでもありませんから、時間外にも必死に頑張る。
また会社が期待する事業化までに至らなくても、業績アップにつなげられたら、その人は他の人とは待遇も変わる。
さらにですね、会社の業績に全く寄与できなかったとしても、50歳前後で昇給がほとんどなくなった時点で副業・兼業でプラスαの収入が得られた人は、成功者と言えると思うんですね。
でもでも、そんなそれぞれを何にもできなかった人はどうなるかと言ったら、それはそれは悲しいものになるとしか・・・
特に中小企業にお勤めの方々は、この副業・兼業は認められない傾向にあります。
世の中の99%が中小企業勤めだってこと理解しますと、国の働き方改革って片手落ちとしか言えないんです。
ですから今、就職・転職・再就職を望む方々へのご相談では、
「まずは社員に優しい会社を」
「そして副業・兼業OKの会社お選び下さい」
と忠告しているくらいなんです。
それは現代の企業環境は、海外ビジネス展開で利益を上げていて、国内市場を相手にしている企業のほとんどは、社員の収入アップを図れない状態と言えますから。(もちろん例外はありますが)
だからわたくしはしつこく申し上げるんです、国の働き方改革に期待するのではなく《自分の働き方改革》、すなわち副業・兼業で収入アップを図ることを考えて下さいと。
それは本日のテーマである、《会社員全てに起業家意識を》のお話になります。
次回からは《起業家意識を持つには》に付いて、お話をさせて頂きます。
番外編⇒素朴な疑問
なんで日本のスポーツ組織って、高齢のじッさん・おばんが仕切ってるのでしょうか。
あのボクシング協会会長なんて、ヨタヨタ歩きでとってもそんな重責に堪える人とは思えませんけど。
そして今度の体育協会では、70歳越えのご夫婦役員が実権握っててこんなことに。
世の中には“定年制”ってものが明確にあるのに、この業界にはそんな決まりはありませんのか。
それとも若手(50~60歳代)に人材が皆無ということなのでありましょうか。
スポーツ界全部を調べた訳じゃありませんけど、なんか権威をかざして問題になりますのは、どうも高齢年代に集中しておりますよう。
特に野球界コミッショナーとかゴルフ団体の会長には、どこか大手企業や団体の責任者勤めた人の、首すげ替えで事済ませてる感じが致します。
しかしそんな人が会長やっても、男子ゴルフ界良くなったどころかこの機に及んでのKプロの問題でしょ。
その歴代の会長たち、いったい何をやってきたのでありましょうか。
野球界のコミッショナーも、“有名な人”の人をあてがってる感じですから、ことあると選手じゃなくオーナー側の顔色伺ってばかりが目立ちました。
それに引き換えわが娘がお世話になって女子プロゴルフ界は、定年制あって選挙で会長決めてます。
そんなイィ見本あるんですから、それ見習って他の団体もやったらどうなんでしょう。
とにかく権威ばかりの老害が蔓延る日本のスポーツ界、日本女子プロゴルフ協会に襟正してお伺いたてるべき。
そうできたら少なくても、ボクシング協会のじッさんみたいな人絶対出てこないでしょうし、首すげ替えの、名前だけの会長なんて一掃されると思えます。
次回からはまた、会社員の皆さんのためにm(__)m。
国の言う《働き方改革》とは
それを端的に言ったら、日本の労働者全てに
「日本の労働者よ、独立しなさい」
と促してる。だから大手企業を中心に、副業・兼業のススメを推奨してるんですよ。
それは戦後の経済成長の時代にも、国⇒官僚⇒企業の指導の下に、労働者は
「寄らば大樹の影の意識でまじめに働きなさい」
と諭され、定年まで真面目に働きさえすればよかったもの。
しかしこの時代を迎えて、国が働き方改革を唱え出したのは、もう過去からの時代が終わってこれからの時代が始まる。
その時代に合わせて、労働者も考え方を変えなさいということなんです。
その過程では
・36協定⇒1日8時間・週40時間以上の労働)労使合意でOK
・高プロ制度⇒(特別な技能職には残業代を払わなくてもイィ
なんて制度が押し付けられてしまいました。
この制度の実施に、長時間労働を増長させると反対する人多いのですけど、わたくしには
「それ嫌だったら会社を辞める、転職しなさい」
って言われているとも思えるんです。
だってもう、会社の言いなりになってても、定年まで働けて退職金十分頂けることなさそうなんですから。
お話は違いますけど、あのユニ・チャームとい会社が2019年から、従業員ばかりではなく派遣社員や定年後の再就職の社員にも、副業・兼業を認めることになったそうなんです。
これってまさに、
「これからの稼ぎは、自己責任で行いなさい」
って国からのお達しを、実施するということなんですね。
それ大企業だから国のお達し受けられても、中小企業は余裕なくてほとんど実施できないというのが現実。
この国のお達し受けられない中小企業の社員とは、その時大企業との格差をしみじみ感じなければならなくなる。
では中小企業に勤めている皆さんは、それやろうとしなくても大丈夫ですか。ここのところが、レッスンプロを含めたわたくしの最も心配するとことなんです。
前回、ゴルフ業界に勤める会社員の皆さんは
⑴なんとか今の会社で定年までおいてもらうこと考える
⑵業界内のイィ会社に転職することを考える
⑶全く違う業界、かつ発展しそうな企業に転職すること考える
⑷副業・兼業と複業を真剣に考える
⑸独立を目指す。
こう考えてほしいとお伝えし、その内⑴に付いては既にご説明致しました。
それではここにあります⑵~⑸はどうすることかと申しましたら、まさにそれは、中小企業の皆さんもレッスンプロも
「副業・兼業、複業考えた、独立意識を持つ」
ってことなんです。
なぜなら⑴に関する情報は、自分の会社のことですから手に取るように分かる。
・自分の定年までの業績は大丈夫そうか
・ゴルフ部門低迷でも、それ以外に好調部門はあるか
・賃金上昇を抑えられないか、退職金の減少率は
・50歳を迎えて、早期退職を促されないか
・定年退職後の仕事を与えてもらえそうか
など、情報は嫌でも入ってくると思いますから。
ちなみに知り合いで間もなく定年を迎えるの地方公務員の方、
「なんか毎年100万円単位で退職金が減ってるみたいなんです」
「私は二千万円台もらえますが、1千万円台なるの時間の問題」
なんておっしゃってます。
今の時代とは、こんなサイクルになってることは間違いない。だから安部さん、《働き方改革の発言》=《国民よ覚悟を!》って言い出したのだとわたくしは思ってるんです。
さあ覚悟しろと言われてるんですから、国民・労働者は覚悟しなくちゃならなんです。
それは寄らば大樹の影から、一人で大海に船出さなければならないこと。あなたには、その覚悟ができますか??
そこで⑴を除いて下記の検討してみますと
⑵業界内のイィ会社に転職することを考える
⑶全く違う業界、かつ発展しそうな企業に転職すること考える
⑷副業・兼業と複業を真剣に考える
⑸独立を目指す。
と、⑵~⑸には共通項あることがお分かりたと思います。その共通項とは、今までの団体行動から単独行動を起こすってもの。
⑵の場合、自社の将来性10年後・20年後に疑問を感じた時、今のスキルを活かすには業績良い同業他社を調べた上で、転職活動を計画するもの。
もちろんそこには、相応のスキル&企画力を発揮しませんと、相手も注目してくれません。それ⑴でお話した、自分を売り込む“ネタ”の必要性が生じます。
なぜなら同業他者への移動ですから、他社にもゴルフに関するスキルもった人はいる。したがって同業退社より長けた、スキルと企画力もってなければならないことになります。
そこには今の会社では無理だけど、同業他社が持つ商品構成を考えたら、《こんな企画が実行できる》的な発想することで、自分を売り込むための“ネタ”作ることになるんです。
こう言えますから自社で定年も他社に移転も、この時代に通用する“企画力”・“発想力”の必要性が不可欠になると思って下さい。
その上で、これから自社以外、すなわち外からの情報集めに注力しなきゃなりません。それ求められているんです。
つづく
時代が変わる
ここで申します“時代が変わる”という意味は、現在働いている方々にとって、その《働き方を変えざるを得ない事態》になっているということなんです。
それはこの時代を迎えて、10年後・20年後には終身雇用制度が消滅すると予想されていますから、自分のこれから10年後・20年後の働き方を、模索しなければならなくなったと言えますから。
人はいつの時代も、幸運・不運のサイクルの下に置かれますもの。過去の就職氷河期での若者が、現在非正規社員を余儀なくされているのは、長い不運のサイクルの下に置かれていると言えるでしょう。
それに比べて現代は就職環境はすこぶる好調で、それを幸運と判断したら・・・、しかしこれから終身雇用制が消滅するサイクルに入るのであれば、不運なことになりそうな気配を感じます。
その推測がもたらす分のサイクルは、定年まで働けなくなることから、当然退職金も減り、年金収入も減少する。
その上受け取り年齢も遅くなる状況を、不運と思うかそうとも思わないか。
その時代を不運にしないために考えるべきなのが、この変わる時代に合わせた自分行動をとることなんです。
会社が定年退職までを約束してくれない、国はその企業に、社員に副業することを求める。
そんな会社や国の指示に、あなたはどう対処するのが好ましいと思いますか?
それは
⑴なんとか今の会社で定年までおいてもらうこと考える
⑵業界内のイィ会社に転職することを考える
⑶全く違う業界、かつ発展しそうな企業に転職すること考える
⑷副業・兼業と複業を真剣に考える
⑸独立を目指す。
など、その選択肢は様々です。
そこでそれぞれの立場を望む方々のために、どう行動したらよろしいかお伝えしますね。
⑴なんとか今の会社で定年までおいてもらうこと考えるに付いて
たとえばあなたの職場がゴルフ用品メーカーであり、そこで技術職であったとします。
そしてあなたその会社が気に入っていて、できたら定年まで勤めたいと思ったら、今のままの仕事を続ける意識を変えて下さい。
どう意識を変えたらイィかは、現在の仕事以外の他部門の仕事も、考えられる人に変わってほしいのです。
具体的には
・新しい層へのクラブ創りができないか
・そんなクラブを考えられたら、どう売るかも考えてみる
・従来なかったゴルフの楽しみ方を考える
・既存のゴルファーに新しい形のコンペの企画をしてみる
・所属プロの、新たな使い道を模索する
など、営業部門や企画部門で行うべき業務に参加することをお勧めします。
いやおススメするというより、もうそう行動する以外にないと思ってほしいんです。
大手銀行の人減らしを見るまでもなく、現存する仕事だけができる人は、余剰人員の評価をされる時代なんです。
今、在籍している企業が技術員に何を求めているか。それは技術職だけに徹していればイィとは考えてはいないはず。
会社が効率を考えたら、一人で2つ・3つの仕事できる人間を望みます。したがってそんな人間だけが、会社で生き残れるんです。
それ知って行動しませんと、50歳で今の立場が変わってしまう可能性が大きくなるのが、10年後・20年後だと思って下さい
これからはどんな業界においても、定年まで大切にされることはないのです。特に低迷が予想される業界に属する人は、早々に準備する必要があるんです。
今銀行は電子決済の波が押し寄せ、店舗はいらない。この先ATMもいらなくなると予想されています。
そんな縮小が予想されている金融業界の人たちも、銀行マンのままでいたら、おそらく定年後の仕事はないでしょう。
ではゴルフ界はどうか、将来見通しとして金融業界同様縮小の予想を否定できません。
ですからゴルフ業界の一分野として、レッスンプロゴルファーの心配もしております。
今回は
⑴なんとか今の会社で定年までおいてもらうこと考える。
に付いてお話しました。
次回からは⑵~⑸のお話をさせて頂きたいと思っております。
業界・企業の眺め方
わたくしはあの高度経済成長時代、“工作機械工業会”の切削工具部門で働いておりました。
その時代とは車のエンジンも鋳物製、それも鋳造技術がいまいちでしたから、製品にするまでに多量の“駄肉”をとる必要がありました。
でも当時は平面は《フライス盤》、外形・内径は《旋盤》に取り付けた切削工具で、各工程を加工しなければならなかったもの。
特に製品の外形に曲線が伴う場合は、ベテランの技術者しかできない仕事で、当時は各企業に“工匠”と言われる方々がおられて、若手育成に始終なさってたんです。
いろいろな機械を使う場合、その都度製品を移動させなければならなかった。それは当然機械が変わる度に、セッティングが必要になることもお判りでしょう。
そこには切削工程ばかりじゃなく、削る製品を取り付けるための、取り付け冶具の製作。さらにその冶具に製品を取り付ける精度も、同時に求められることになるんです。
ですからですから、そんなさまざまに技術にも長けた工匠の存在は、企業・工場にとってなくてはならないものと言えました。
がしかし時代が変わりまして、コンピュータで各刃物を制御するNCマシンが登場し、これらの機械がどんどん普及しますと、機械加工技術以上にプログラミング知識が求められるようになるんです。
それはそうですよね、この手の機械はプログラミングしますと、一度の製品セットで外形はもちろん内径も面削りも、放っておけば出来上がりを知らせてくれる。
それってまさに、電気釜をセットすればかまどで炊いたご飯と同じもんが出来上がる。のように、誰にでも完成品を量産できるようになったということ。
かくして長く続いた工匠の存在感は、時代の変化でその存在を肯定から否定の時代へと。
工匠なる人のほとんどは、当然その職名からして高齢者ばかりでしたら、“老兵は消える行くのみ”でしかなかったと言えるでしょうか。
ここで何を申し上げたいのかは、現代とはその当時に似て就職環境良好な時代にあっても、業界としての低迷は人余りを発生させる。
では目をゴルフ界に向けたなら、そこでこれからのゴルフ関係企業に在籍の皆さんは、考えてほしいんです。
あなたの10年後・20年後は?と
考えることだけなら、損になることなどありません。業界としての先行き、自社としての先行きをしっかり把握して下さい。
もちろん、例え業界としての見通しが悪くとも、自社の先行きに心配がないのなら、それはそれで◎だと判断できます。
しかしその事実を確認できたとしても、退職金の目減り、年金受領額の低下・受領期の先送りは避けられません。
そこで《逃げ遅れ負け組》予定者としては、今から定年まで、さらに定年以後の働き方まで考えておくこと。
ご存知かもですけど、わたくし別ブログで“地方創生”に付いて書いてます。でもその件に意外と関心薄いと思われるのは、故郷がなくなる想定できない人が多いからと思えます。
ですから現在現役の方に、定年後のこといっても想像できないかもしれません。
しかし今とは、過去の100万円・10年定期で倍になる時代じゃなく、数千円にしかならない程世の中は変わっている。
さらに現在年金もらってる《勝ち逃げ組》に対して、40~50歳の方々は《逃げ遅れ負け組》になること確実なこと知って、自分の未来を考えて下さい。
考えておく、それだけで未来は変えることできるのですから。
次回はその具体的なお話させて頂きます。