田舎の評論家・一言

これからは地方・田舎暮らしを確立できた人が勝ち

引っ越し時代?

 長々年金と収入減少って、暗め?のテーマで書いてまいりました。でもそれ事実ですから、若い人もその点をしっかり見極めてこれからやって行って下さいとのお願い。同時に以前、これからは

「田舎移住がトレンドになる!」

なんて申しました。

 

 そこで

なぜ田舎移住がトレンドになるのか

その点をご説明しますと、これから日本で住む上で最優先されるのは、

都会が、賃金高いとかが問題じゃなく、安全・安心して暮らせること

になるからなんです。

 

 それはこの夏関東を直撃しました台風15号の被害は、我が国からその安全性・安心感を失くしてしまったと言えます。そして近年我が国が直面する異常気象による水害の多さは、これからも増えるとしか思えません。

 こうご説明しますとですネ、これから住むにはいかに安全・安心にくらせる地域に引っ越して、暮らす・働くがトレンドになるとわたくしには思えますから。 

 だってそうでしょ、これまでお話してきた年金問題は、受領額の多い・少ないは別としてどこに住んでいても条件は同じ。でもこの、これからの災害は住んでる場所によって、大きく違ってくるのですから。

 

 普通に生活できるってことは、とても大事なことなんですネ。それは家の中で何かが起こる、例えば水回りに不具合が生じただけでも、業者に連絡来てくれるまで待つ押し付けられますもの。

 それが今度の千葉での台風被害のように、家の屋根は飛んで電気はこない、水は出ないまで強いられたら生活どころか死んじゃう危険まで出てきちゃいます。

 

 災害って遭った人にしかわからない苦痛、わたくしも3.11の震災を水戸で体験しましたので言えるんです。家の中は食器散乱、天井はがれて一部瓦はなくなっちゃって雨漏りするわ。停電・水/ガス出ずの経験は、普通の生活がこれほど素晴らしいものなんだを再確認できたものすから。

 

 それありますんで今度の千葉の台風被害も、九州・関西での雨被害も身につまされます。とにかく、

「大変だよな~、こんな状況がこれから毎年続いたら」

としみじみ。

 それは毎年台風被害や大雨による浸水被害に遭って電気・水道止まる。それが1ヶ月も続くなんてことになったら、仕事も生活も成り立たちません。そんなことが毎年起る可能性のあるところに住んでいたらお金もかかるし、普通の生活なんて。それ例え保険に入っていたとて、その都度後始末させられるでは・・・。

 

 わたくしは未来預言者有りませんけど、世界的に見た地球温暖化は、日本人一人ひとりが認識しておかなければならないお話と思えます。それは全国で気象被害が続出することは、被災者は国や役所に頼るしかありません。

 でも国や役所って、これから起こるであろう災害の被害者支援する十分お金持ってないんです。だから国民はこの災害多発の時代には、自らで危険から身を守ること考えなきゃならんのです。

 ではそんな時代にはどうしたらイィかは、危険な地域から安全な場所への引っ越すことしかないと思いませんか。

 

 旧いお話ですが、わたくしが東京に住んでおりました昭和20年~40年の間は、夏でも30度を超えることは珍しかった。ですから東京でも、エアコンなんて必要なかったと思えます。もちろん爆弾低気圧なんてものも、ありませんでした。

 そして近年の35度~40度越えなんてことは、異常気象のなせる業としか言えないものなんですネ。ですから特に近年の台風の多さ、大雨の多さはこれからも増えると考えておかなければならない。そこを見越して、安全・安心の場所へ住居を構えることが最優先するべきとわたくしは思っています。

 

 そうは言っても、すぐ引っ越しできる人ばかりはいない。特に長くその地に住んでいる人は、土地に愛着ってものもありますから。でもだからと毎年水害に遭う場所に住み続けることは、命の危険が伴うってことを知っておかなければなりません。それが現代の地球環境であり、より危険度を増すのがこれから未来なのですから。

 ですから引っ越すことが可能な方は、まず安全・安心に暮らせるところに引っ越し、そこで働く・生活すること考えるべきじゃないか。わたくしには、そう思えるんです。

 

 リスク回避は、起ってから保険で対処じゃダメなんですネ。起こる前、すなわち起らないとこで暮らす・働くを考えておくことが必要。そんな時代なのですから、わたくしは現代そしてこれからを、《引っ越し時代》と称しているんです。