ゴルファー取り込み企画その2
その2.では、女子プロゴルファーが提供するゴルフプログラムが、現代企業人の健康を促進すること
とお話しました。
それは前述しましたように、まず
「ゴルフを始めて下さい」
ではなく、
「健康のために歩いて下さい」
をお勧めするってもの。
ご存知でしょうか、今国は
「ライフステージに応じたスポーツ活動を推進するため、国民の誰もが、それぞれの体力や年齢、技術、興味・目的に応じて、いつでも、どこでも、いつまでも安全にスポーツに親しむことができる生涯スポーツ社会の実現に向けた環境の整備を推進する。
そうした取組を通して、できるかぎり早期に、成人の週1回以上のスポーツ実施率が3人に2人(65%程度)、週3回以上のスポーツ実施率が3人に1人(30%程度)となることを目標とする。また、健康状態等によりスポーツを実施することが困難な人の存在にも留意しつつ、成人のスポーツ未実施者(1年間に一度もスポーツをしない者)の数がゼロに近づくことを目標とする」
との考え方を持っているんです。
でも世の現役企業人の現実とは?、おそらく長時間労働を余儀なくされ、週1回のスポーツ参加などできていない人が多いのでは。とわたくしには思えるんです。
仕事で疲れた体に鞭打って、運動するのは走るはおろか歩くのだって億劫なもの。そこでこの企画では、会社と連携して社員に運動をしてもらおうと考えたものなのです。
もちろんこの“研修会”以外にも、長いPC作業の間にどんなストレッチングを取り入れたらよろしいか。また昼休み、仕事が終わった後にはどんなメニューが好ましいのか。
仕事が終わって帰宅の途中、トレーニングジムに立ち寄ることできるのは相当“根性のある人”と思えます。
《仕事終わったら一杯》と考えがちな多くのサラリーマンの方々のために、
「社内でこれだけやってから、一杯行きましょ」
なんて好いストレッチ=スイングメニュー考えられませんか。
そんなこんなが提供できたら、担当する会社で信頼を得て、新たな企業内ゴルファー増やせると思うのです。
だってそれらのストレッチ内容は、ゴルフ用具を使ったメニューばかりになるのですから。
《将射んと欲せばまず馬を射よ》と申しますが、ゴルファーになってもらうことを頼む前に、ゴルフ・ゴルフ場を使った新しいビジネススタイルを提案すること。
同時に会社員の健康に寄与するアイデアを提供することで、いやでもゴルフに参加せざるを得なくするって考え方なのです。
この時代のおけるゴルフビジネスの発想はまだ他にもありますが、要は現代のビジネスマンにゴルフをするメリット感じさせることができるかどうか。
女子プロゴルファーが現代のビジネスマンを、説得できるかどうかにかかっていると言えるでしょう。