田舎の評論家・一言

これからは地方・田舎暮らしを確立できた人が勝ち

プロゴルファーの資格

 “資格”とりますと、黙って仕事が来るもんと思われてる。でもでも最近は、あの弁護士も税理士も社会労務士なども、資格取っただけじゃ仕事にありつけないらしい。

 

 それはそんな人たちを雇う事務所、=独立までの経験させてもらえる会社が、余裕なくなってそうできなくなってるからなんです。

 そこで仕方なく弁護士は、資格使って自治体の法律部門(最近は各地自治体で、問題多くあるみたいで)に就職。 

 また社会労務士も、各地域の年金事務所で臨時の職員として働いている。

 

 など、昔のように資格さえあれば、《先生・先生》とお客が来てはくれなくなり、思い通りの働き方ができなくなっているんです。

 それは全国の私立大学の4割が、生徒集められずに潰れそうなんてお話ですから、いずこも状況は同じと言えるんですね。

 

 

 ですからこの状況はプロゴルファーも同じでして、今まで勤めていた練習場から解雇され

お客自分で連れて来るならイィの条件

に変えられているケースが多くなってます。

 だからこれからのその資格活かしたいのなら、《変わらなきゃ》と思って下さいまし。

 

 弁護士や税理士などの資格所有の“士業”に対し、それ以上に活躍していると思われるのが《一人親方》業種です。

 その前者と後者の違いは、前者は資格にあぐらをかいたままでしたけど、後者はしっかりと商売をなさってる。

 

 その差を申し上げるのは、レッスンプロはこれから“プロデュース力”と“マネージメント力”を持って、一人親方=商売人を目指すべきなんです。

 

 

 これからの女子プロゴルファーは、資格=ゴルフ技術の他に、

・企画力⇒新しい顧客を増やす計画

・発言力⇒講演会で健康論を訴える

トーク力⇒企業人ビジネス会話ビシバシと

・折衝力⇒自企業の収益確保を実現 そして

・営業力⇒大企業とて臆することなく、自己と企画を売り込む

などの対応することが望まれていることなんです。

 

 

 ともすると日本のスポーツマンは、競技に集中するあまり自分のマネージメントを考えることはありません。

 競技に集中してさえいれば、あとは誰かがやってくれると思っている人が多いんです。

 

 だから《監督・コーチが責任取るから相手潰ぶせ!》なんてこと何の疑いもなくやってしまう。

 それ日本の体育協会とは、年寄りばかりで運営されてますから、事件でも起こらない限り延々と変わることなく続いてしまう傾向に。

 日本のスポーツビジネスが海外並みにならないのは、若いスポーツ経験者の中に、マネージメント力を極めようとする人が少ないからなんです。

 

 

 今回の、わたくしの申し出は、女子プロゴルファーがマネージメント力とプロデュース力発揮して、企業と直接折衝することをお勧めしています。

 そのなぜかは、ここでも各女子プロがそれ誰かにやってもらおうと考えたら、またまたどこかの広告代理店社員がやってきて

代わってやってあげますから、その分頂きます

ってやられちゃう。

 

 その現実が、我が国もスポーツイベントのほとんどを、別会社に丸投げしていることで、引退後の選手の年金まで回らないんです。

 その点はご承知でしょうけど、アメリカはゴルフも野球も相応に活躍した人には年金が。

 国民皆年金制度のある日本で、スポーツ選手は不公平環境でしかないことお分かりですよね。

 

 

 ですからもう、誰かにを期待してはいけません。そう思って誰かに任せちゃったら、あなたの実入りは確実に減ってしまうことを知っておいて下さい。