レッスンプロの自己防衛策
別ブログで、メンターという職の立場で10年後の日本の職場環境の変化を予測しておりますが、このゴルフ業界も10年後大いに変わることでしょう。
なぜならこの業界は、明らかに衰退業界としか言えないもの。そう言えるので、10年後にはレッスンプロ職も需要と供給のバランスが崩れて、多くのレッスンプロが失業・失職の時を迎えてしまうとも言えるんです。
レッスンプロにとっての厳しい時代の訪れは、地方の人口減少しているが原因。それは地方の人口減少=地方のゴルファー減少なのに、レッスンプロは減らずのまま?
そう言えますのは、地方の大型練習場では父親であるわたくしと同じ年、=70歳オーバーのレッスンプロがまだ現役で。
娘のようにツアープロ引退=レッスンプロは、これからもどんどん増えるしかありません。
そんな高齢?プロたちとは、娘がジュニア時代にゴルフ教わえてもらった方々ですから、彼らとお客の取り合いなんかしたくない。その結果娘は故郷を跡にすることになった。
かくして故郷を捨てた若いレッスンプロたちは、都会のビルの一室練習場で働くことを選びます。この傾向は地方のゴルファー減少で、ゴルファー密度高い都会で始めようと考えた策。
ただこのレベルの練習場は、大型施設と違って即店じまいが可能ってものですから、娘の場合もお客減ったら
「もう閉めましょ、次はラーメン屋にします!」
なんて、いつオーナーから言われ兼ねないものなんですね。
レッスンプロ増加なのにゴルファー減少、その結果レッスンプロが都会でビル一室練習場どんどん始めたら、お客減る状況での乱立?状態に
そこには既存のプロを使わない練習場も参加してるなんですから、10年後の一室練習場の見通しはいかに・・・。
都会で練習場やるにしても、そこでの客対象だけじゃ収入十分じゃなくなる?。かと申して、クラブやボール売っても、利益そんな上がる訳じゃない。
また“プロアマ”段取りして、お客集めて収入にしようと考えても、そうそうお客が反応してくれる時代じゃなくなった。
まあ練習場も商売ですから、やりようによっては利益十分のお店もあるでしょう。でもそれは、良いお客に恵まれた僅かなお店でしかない=勝ち組であって、ほとんどは負け組になってしまうことが予想されます。
ここまでネガティブ発言しますのは、今のまんまでここ10年過ごしていたら、レッスンプロばかりじゃなく、その10年後にゴルフ業界に属している方々は、辛い立場を押し付けられると思えますから。
娘を含めたレッスンプロが、練習場+レッスンプロ業以外に、どんな副業・複業したらよろしいかという問題は、我が国ゴルフ業界が連携して進めなきゃならない大ごとになると言えるもんなんです。
もはや
「ゴルフやりませんか?」
「ゴルフのレッスン受けませんか?」
そんな営業トークで新規参入ゴルファー増やせると思いますか。わたくしには、無理としか思えないんです。
そこで次回から、レッスンプロはもちろんですけど、ゴルフ業界全体で考えるべき日本のゴルフの再生策を、お伝えしてまいろうと思っております。ぜひご期待下さい。