副業・兼業と複業の違い
わたくしの論ずる(副業・兼業)と《複業》の違いは
・副業・兼業
⇒会社に届ければ認められて大っぴらにできる
⇒本業100+副業・兼業で30が可能に
⇒大企業が基本
・複業
⇒勤め先には認められるかどうかの確認後、ダメなら秘密裡に
⇒本業100に小さな仕事10・10・10を集め、30にする
⇒個人の仕事
というものなんです。
そこでまず、レッスンプロの立場でこの違いをお話してみますと、練習場勤めのレッスンプロが、その練習場での副業・兼業となると、オーナーの許可を得てクラブとか用具を売ることが一つ。
しかしその方法は既に実施済?でしょうから、新たな収入を増やすためとは言えません。
ですから新たな収入の道として考えるとしたら、女子レッスンプロの場合、例えばですけど化粧品なら売れないこともない。
でももしその練習場が男性客が中心だったら、オーナーのダメ出し受けて没になる可能性大。
ですからレッスンプロの立場で、既存の練習場で売れる商品・イベントを企画し、オーナーに納得してもらう必要があるんですね。
それが現状でのレッスンプロの、副業・兼業実施方法とも言えると思うんです。
もはやレッスンプロが、レッスンだけやって稼げる時代ではなくなったと思うべきです。
従ってこれからは、レッスンと用品販売しかできないレッスンプロは、150万円以下グループになってしまうことになってしまう。
そこでレッスンプロが考えるべきは、経営者の目を持ち、現在の練習場で月どれくらいスクール会員を得られているか。
さらに練習場でのゴルフ用品販売が、どの程度売れているか、それらの見通をしっかり分析して下さい。
その数字をベースにして、自分の10年後・20年後を考えてほしいんです。
その数字の見通しが好ましいものであったら、そのままを続ければよろしいし、もしそうでなかったら、真剣に《複業》考えて下さい。
こんなこと申し上げるのは、こちらの練習場では新しいスクール会員になる人ほとんどおらず状態で、なおかつゴルフ用品売り上げも低調のままって練習場多いんです。
それ補ってますのが、大型練習場なのでボール打ちに来てくれる客いるからなんですが、高齢者ばかりになっているという現実。
その中でも1場だけ、打ち放題500円なんて他の練習場が考えられない低価格を出してるとこが。
その上大量の中古クラブを揃えまして、売り買いまで推奨して、こちら地域のゴルファー根こそぎ集めちゃってる練習場が。
まあこんな特別な練習場できましたら、他の練習場の客いなくなっちゃうのは当たり前。
その結果川原プロは、こちらを跡にしたってことなもんですから。
前述しました数の分析は、それほど難しくはありません。その新顧客と増加具合と、用品の売り上げ予測が好ましいものでなかったら、改めてゴルフのレッスンという仕事見直すべきだと思うんです。
こんな言い方しちゃいますけど、
「もうゴルフは消費者にとって大した価値あるものじゃなくなった」すなわち
「レッスンプロとは現代社会で、それほど期待されていない」
ってことになるんです。
なんでそんなこと申しますかは、もう現代の人にゴルフを勧めても素直にやってくれる人少なくなった。
この現代人の変化を理解できたら、ゴルフのレッスンプロがゴルフのレッスンだけ勧めるのはもう時代遅れ?。
ですからこれからのレッスンプロは、ゴルフのレッスンができる以外の魅力的な人間に変身しなけりゃならんないんです。
どうすれば魅力的な人間に変われるかは、そこで複業考え、そのひとなりの練習場でのメイン商品を作ること。
そのメイン商品で集客し、ゴルフはついでに習ってもらう流れを作るってことなんです。
ではこれからのゴルフ練習場のメイン商品とは?、それはこれからの社会で望まれる商品と言えます。
ではそれ何?と問われたら、わたくしには、それレッスンプロが提供する《カルチャー商品》
としか言えなんですよ。