田舎の評論家・一言

これからは地方・田舎暮らしを確立できた人が勝ち

アベノミクスの分析

 まあ田舎の経済評論家のお話ですから、あまり堅いもんじゃございませんのですけど。

 その田舎人的に今の経済政策判断しますと、とにかく外国頼み強しの感を否定できません。

 

 だって今の総理大臣、まるで日本企業団の営業マンのごときの立ち居振る舞い。

 それはまさに現政権は、海外でのビジネスを最優先にしていますから、海外ビジネス展開可能な企業軍団だけに後押ししている感じ。

 

 

 確かに国内市場が、人口減少を理由にして低迷している現在、海外展開可能な企業最優先は仕方がないのかもしれません。

 しかしその結果海外展開=大手企業、国内市場相手=中小企業の格差広げるままの現政策には、問題多しとしか言えません。

 

 なぜならその結果、国内で働く労働者の環境悪くなるばかり。ですからここで、《働き方改革》なんて言い出した。

 でもその過程で生じておりますのが、現在40~50歳代労働者に対する《待遇改悪》状況と言えるものなんです。

 

 

 今アベノミクスでは、国民にiDeCoやNISAなどの投資環境を勧めていることはご存知でしょう。

 ではなぜ国が“税金かからない恩恵”まで与えて、国民に投資を促しているのか。

 

 それは国が今副業・兼業をススメているのと同様、

これからは年金・退職金は十分に払えなくなります

だから税金サービスしますから、投資でその分稼いで下さい

って言ってるんです。

 

 

 その点で《勝ち逃げ組》が存在し、これから《逃げ遅れ負け組》が生じると以前申しました。

 その逃げ勝ち組が、現在受け取ってる年金平均額約22万円。これ知りますと、

俺そんなに稼げないぞ~

なんて、たくさんの非正規社員さんからの声が聞こえてきますよう。

 

 まあこの環境どう判断したらよろしいかは、

不運な時代に生かされてしまってお気の毒

としか言いようがないんです。

 

 

 まあこの不運な時代に活かされた人は、今の時代ばかりじゃございません。

 それバブル経済崩壊時に就職できなかった時代の人、さらに古くは戦争体験しなくちゃならなかった人。

 

 そしてそしてもっと遡れば、信長や秀吉、家康の時代に、戦の度に駆り出された人たちは、

こんな時代に生かされたかな~ィ

と、しみじみ思ったことでしょう。

 

 でもでもそんなそれぞれの時代に生かされた人たちは、己の不運を嘆きつつも生きてきたことは間違いないこと。

 ですから今を不運とお思いの方々も、そんな時代をしたたかに生きる術見つけなければならないんですよ。

 

 

 特に現在の40歳代より、50歳代の方がもっと不運と言えるかもなんです。それは先ほどのiDeCo、50歳から始めるには遅すぎる感じするからなんですよ。

 それは積み立て投資しようと思っても、10年間では、あまり多くを期待できませんから。

 

 

 ご承知の通り現代とは、100万円を定期預金で1年預けても、利息は僅か10円しかなんですって。

 

 わたくしらの若い頃は、100万円を10年定期で預けますと、倍になったという時代。

 ですからその頃は貯めようなんて気なくても、自然に貯まっちゃった時代とも言えたんです。

 

 それに~、昇給もボーナスも上がるしかなかった時代ですから、母親の言うこと聞いてれば結婚資金も問題なかった。

 まあこの時代に現役だった人たちが、今年金もらって悠々自適。贅沢しなけりゃ、夫婦二人で暮らせるんですからね。

 

 

 この人たちが《逃げ勝ち組》だったら、今40~50歳の方々は明らかに《逃げ遅れ負け組予備軍》。

 だからこそ申し上げるんです、女子レッスンプロゴルファー同様、「今40~50歳の方々は、稼がなければならないんですよ

と。

 

 はたして年金がいくらくらいもらえるものなのか、あるいはいくつになったらなのか。それは、分からにとしか言えません。

 ただ言えることは、間違いなく今の人より少なくなるし、もらえる時も遅くなることだけは間違いない。

 

 そんな状況下の今40~50歳の方々は、今の年寄りのために頑張って働き、自分の時にはどうなるか分からない人。

 

  ですから副業・兼業、複業積極的に取り組んで、老後のための稼ぎ法考えてほしいと思ってます。

 次回はその具体的な方法、ご提供するつもりです。