チョっと本題から外れまして
先日終わりました全国高校野球大会、そこであの金足農の活躍は、秋田県ばかりじゃなく全国の野球ファンを沸かせました。
同時にピッチャー吉田君の、その投球数に関するいろいろな意見も噴出しました。
まあ年寄りにとりましては、この件あの三沢高校の太田投手から始まって、近年では早実の斎藤投手の時から言われておりましたことなので、特に珍しいお話でもないような。
ですからそうすること、そうさせることの良し悪しは、
「また同じ話の繰り返ししてる」
としかわたくしには思えませんでした。
なぜそんな“無責任目線”でお伝えしますのかは、そもそもピッチャーの行為とは、全体重を利き腕に乗せてを思い切って振ること。
それ端から見てましたら、
「肩・肘・手首よぶっ壊れろ!」
とやってるとしか思えないんです。
だってあんなこと一般の人にとっては、腕抜けちゃうようなことやってるんですもん。
ですから野球でピッチャーやるってこと、それでプロ野球目指すってことは、皆自分の肩・肘・手首が壊れること覚悟してやってると思うんです。
確かにあの橋下さんがおっしゃるように、“投球制限すべき”のお話も一理ある。しかしはたしてそれが、当人も納得できることなのか。
それにそんなことやってたら、ドラフト上位の評価をされるかどうか。そうならなかったら、当人としては不本意だと思うんですよね。
その投球制限ですけど、米国MLB選手のほとんどがやってても、腕にメス入れる投手は大勢いるって事実。
それは試合で好投した投手が
「今日は腕がよく振れました」
ってコメントしてますけど、その腕振れば振るほど故障につながるとしか思えないんですよね。
ですから繰り返しますけど、投手としてプロ野球目指すことは、一般人から見たら、肩・肘・手首壊わすのは当たり前で、もしそれで故障したら手術して出直す。
そこでまた再度挑戦して、さらなる活躍を目指すという覚悟をもってやるしかないもんと言えないでしょうか。
大谷君がアメリカ行きまして、MLBの試合をたくさん見られるようになりました。
そこで知りましたことは、エンゼルスというチームの投手のほとんどが故障者ばかりってこと。
で心配してましたら、その大谷君もそうなっちゃった。そればかりじゃなく、過去には田中君もダル君も。
そんなこんな知りますと、投球制限したから・しないからではなくて、その選手の持ってる身体の頑丈さに起因することではないかと思うんです。
あのイチローが偉大と言われるのは、40歳過ぎても大きな故障なくここまで来ているから。
ですからどんなに投げたって故障しない人はいるし、投球制限したからと、故障しないという職業ではないってこと。
そもそもあんなに腕一本を酷使したら、誰でも故障するってことなんですから、ピッチャーという職業は生れついての頑丈さ競う戦いと言えるのかもしれません。
繰り返しますけど、投手とは《故障しても当たり前のこと》してるんです。そしてプロで認められるには、150キロのスピードボールを投げる。
さらにスタミナあるところも見せませんと、ドラフトの目には止まらない。
その最後の挑戦が甲子園3年生の夏の大会ですから、故障覚悟で挑戦する。それでダメだったら、再挑戦するしか道はないもんです。
大谷君が投手として再生するかしないか、故障した場合次は再生力が試される。
あの野茂英雄投手も、手術後再生したことで選手寿命伸ばしましたから。そこクリアできたもんだけが、狭いプロの道で通用すると認められるってこと。それは当人も周りも、わかってやってることだと思うんです。
まっ橋下さんが言う“投球制限”を、高野連が考えてくれてるならわたくしとて好ましいと思います。
でも“1チーム・投手3人”なんて条件付けたら、出場できなくなる学校が発生しちゃう?。でも橋下さんんことだから、
「その時は合同チームに」
なんて言うのかな。それで、現場が納得するものなのかどうか、わたくしには????としか言えませんけど。
ですから門外漢のわたくしが言えることは、吉田君が今回の投球数で選手寿命を短くしてしまったとしたら。
その時はそれで、《持ってなかった》と諦めなければならない立場としか言えない。
でもわたくしには、
「あの子はあれでまいるような子じゃない」
と思えます。
なぜならあの子、往年の桑田投手を思い出させる無理・無駄のない投球フォームしています。
なので疲れ取れましたら、きっと好調時のピッチングして野球ファンを楽しませてくれると思います。
ですから改めてU-18での大会、楽しみにしてるんです。蛇足ですが最近は、ゴルフより野球が面白い。
だって毎日のように大谷君・マー君・マエケン君見られますし、ヤクルト山田のトリプル3はあるか、清宮君の活躍はあるか。なんて楽しみなこと、いっぱいありますから。
さてさて皆さんの吉田投手に関するご意見はいかに?。本日は職のコーチとしてのメンターから、ゴルフコーチの目で高校野球を眺めてみました。
ということで、次回はメンター職内容でまいります。引き続きご愛顧下さいますようお願い致します。