時代が変わる
ここで申します“時代が変わる”という意味は、現在働いている方々にとって、その《働き方を変えざるを得ない事態》になっているということなんです。
それはこの時代を迎えて、10年後・20年後には終身雇用制度が消滅すると予想されていますから、自分のこれから10年後・20年後の働き方を、模索しなければならなくなったと言えますから。
人はいつの時代も、幸運・不運のサイクルの下に置かれますもの。過去の就職氷河期での若者が、現在非正規社員を余儀なくされているのは、長い不運のサイクルの下に置かれていると言えるでしょう。
それに比べて現代は就職環境はすこぶる好調で、それを幸運と判断したら・・・、しかしこれから終身雇用制が消滅するサイクルに入るのであれば、不運なことになりそうな気配を感じます。
その推測がもたらす分のサイクルは、定年まで働けなくなることから、当然退職金も減り、年金収入も減少する。
その上受け取り年齢も遅くなる状況を、不運と思うかそうとも思わないか。
その時代を不運にしないために考えるべきなのが、この変わる時代に合わせた自分行動をとることなんです。
会社が定年退職までを約束してくれない、国はその企業に、社員に副業することを求める。
そんな会社や国の指示に、あなたはどう対処するのが好ましいと思いますか?
それは
⑴なんとか今の会社で定年までおいてもらうこと考える
⑵業界内のイィ会社に転職することを考える
⑶全く違う業界、かつ発展しそうな企業に転職すること考える
⑷副業・兼業と複業を真剣に考える
⑸独立を目指す。
など、その選択肢は様々です。
そこでそれぞれの立場を望む方々のために、どう行動したらよろしいかお伝えしますね。
⑴なんとか今の会社で定年までおいてもらうこと考えるに付いて
たとえばあなたの職場がゴルフ用品メーカーであり、そこで技術職であったとします。
そしてあなたその会社が気に入っていて、できたら定年まで勤めたいと思ったら、今のままの仕事を続ける意識を変えて下さい。
どう意識を変えたらイィかは、現在の仕事以外の他部門の仕事も、考えられる人に変わってほしいのです。
具体的には
・新しい層へのクラブ創りができないか
・そんなクラブを考えられたら、どう売るかも考えてみる
・従来なかったゴルフの楽しみ方を考える
・既存のゴルファーに新しい形のコンペの企画をしてみる
・所属プロの、新たな使い道を模索する
など、営業部門や企画部門で行うべき業務に参加することをお勧めします。
いやおススメするというより、もうそう行動する以外にないと思ってほしいんです。
大手銀行の人減らしを見るまでもなく、現存する仕事だけができる人は、余剰人員の評価をされる時代なんです。
今、在籍している企業が技術員に何を求めているか。それは技術職だけに徹していればイィとは考えてはいないはず。
会社が効率を考えたら、一人で2つ・3つの仕事できる人間を望みます。したがってそんな人間だけが、会社で生き残れるんです。
それ知って行動しませんと、50歳で今の立場が変わってしまう可能性が大きくなるのが、10年後・20年後だと思って下さい
これからはどんな業界においても、定年まで大切にされることはないのです。特に低迷が予想される業界に属する人は、早々に準備する必要があるんです。
今銀行は電子決済の波が押し寄せ、店舗はいらない。この先ATMもいらなくなると予想されています。
そんな縮小が予想されている金融業界の人たちも、銀行マンのままでいたら、おそらく定年後の仕事はないでしょう。
ではゴルフ界はどうか、将来見通しとして金融業界同様縮小の予想を否定できません。
ですからゴルフ業界の一分野として、レッスンプロゴルファーの心配もしております。
今回は
⑴なんとか今の会社で定年までおいてもらうこと考える。
に付いてお話しました。
次回からは⑵~⑸のお話をさせて頂きたいと思っております。