田舎の評論家・一言

これからは地方・田舎暮らしを確立できた人が勝ち

ゴルフ業界全体で、ゴルフを見直す時

 ゴルフが日本経済発展のバックボーンを得て、右肩上がりの時代には、ジャンボ尾崎使用の“ツアーステージ”が。

 また下手ッぴアマチュアゴルファー限定で、“Sヤード”なんてクラブが爆発的に売れたものでした。

 

 がしかし、その日本経済の“失われた20年”の過程は、我が国ゴルフ界に状況の一変を促しました。

 それは現代を迎えてゴルフクラブの技術的進歩は、メーカー間における平均化を招いたからと言えるでしょう。

 

 その結果として、

・ツアーステージなど使えない

・どこのメーカーのクラブも品質は同じ

・下手ッぴゴルファーの多くが高齢者になってしまった

・メーカーも今以上、距離が伸びるクラブを出せない

・新規参入者減少で、アマチュアゴルファー専用必要なし

・  〃     、プロが使って優勝してもクラブ販売影響なし

と、もはや販売分野における期待できなくなってしまいました。

 

 この事実を認識できたら、日本のゴルフ業界の10年後・20年後は、悲しい現実にさらされることになることは明らか。

 ですから長く続いた日本のゴルフ界は、これから先10年・20年後のことを考えて、改善・改革行動を起こすことが望まれていると言えるんです。

 

 

 ではどう変えること考えたらよろしいか、これはとある知り合いの女子プロゴルファーとのFB会話からヒントが伺えるんです。

 それはわたくしがゴルフ上手くなるには

「一に練習二に練習、三・四がなくて五に練習かな」

と彼女に申しましたら、

いえお父さん、三・四も練習です

と。こういうこと言うプロいるから、女子プロに絞ってこれからのこと提案させて頂くことになりました訳。

 

 何が言いたいのかは、ゴルフ教える側の人が、ゴルフ覚えてもらう新規参入者に、《半ば練習強制?》する意識を持ってるみたいを感じたものですから。

 

 

 ゴルフってものを冷静になって考えてみますと、ある程度できるようになりませんと楽しめないスポーツ種目と言えるもの。

 それに引き換えボーリングやバトミントン、卓球や野球(キャッチボール)などはすぐ楽しめる。

 

 その上バレーやバスケット、テニスなんかも学校の体育で、ですから始めるに当たって苦労はない?

 がしか~し、ゴルフに至っては、楽しむ以前に前述の一・二・三が強いられるでは、参加者消滅を避けられないとしか言えません。

 

 

 まあレッスンプロが

一・二・三・四・五

というのは分かります。そうあれば収入になるのですから。

 そのプロの行為を、ゴルフ業界も暗黙の内に納得しているのではないでしょうか。

 

 翻って初心者にしてみたら、

なんでそんなにやんなきゃいけないの

そんなやらなきゃならないのなら、やりませ~ん

て心境になってしまう。

 だって現代って前述した以外に、スケートボードボルダリングなど、すぐ始められる種目いくらでもあるんですから。

 

 そう考えますと、ゴルフの入門方法をもっと違った形にしてやらないと、新規参入者は永遠にゴルフ界に入ってこないことが決まっちゃうのではないか。

 そこで新しいゴルフの入門方法、考えませんかとご提案しようと思い立ったのです。